今回は、我が家で購入してよかった家電調理器、圧倒的ナンバーワンの「インスタントポット」についてご紹介します。
インスタントポットを購入したきっかけは、アメリカ帰りの会社の同僚のこの一言。
国内製品が大好きな私は少し悩みましたが、そんなに勧めるなら…ということでアマゾンにて購入。
あまりの便利さに、一家に一台導入を義務付けるべきだとさえ思います笑
そこでこの記事では、1年間インスタントポットを使った私だからこそ分かるメリットとデメリットを5つずつ紹介します。
本記事の内容
- そもそもインスタントポットって何?
- インスタントポットのメリットとデメリット5つずつ
日本で発売開始したモデルは、2016年にアメリカのアマゾンプライムデーで爆発的に売れた「インスタントポットデュオ」というシリーズです。
他のシリーズ(コストコモデル)との比較については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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Contents
インスタントポットとは?

インスタントポット(Instant Pot)とは、アメリカ製の電気圧力鍋です。
その最大の特徴は、1台でなんと7役をこなすことです。
- 炒める
- 煮込む
- 蒸す
- 圧力
- 炊飯
- スロークック
現在、アメリカのアマゾンのでのレビューは合計2万件以上でそのほとんどが星5の評価です。人気の高さが伺えますね。
しかし、意外にも発売当初から人気だった、というわけではないんです。
2010年にアメリカで発売開始するもあまり売れず
アメリカでは2010年に発売されましたが、発売当初の売り上げはいまいちでした。
なぜなら、発売者は大手企業の調理器具メーカーではなく、モバイルウェブ業界出身の博士だったからです。
また、外部からの資金もほとんど得られなかったため研究費用のほとんどを機能面につぎ込んだ結果、見た目もスタイリッシュさに欠けていました。
2016年に爆発的ヒット
発売当初は売り上げもいまいちだったインスタントポットですが、その圧倒的な性能に口コミやレビューが集まり、長年をかけて徐々に人気を獲得していきます。
その人気はとどまることを知らず、2016年7月のアマゾンプライムデーのたった1日で21万5000台を売り上げました。
そして現在では全米シェアNo.1の実力者です。
その証拠に、アメリカのスーパーのキッチン売り場には、必ず目立つところにインスタントポットが複数台並んでいます。

2019年ついに日本上陸
アメリカで大ヒットし続けているインスタントポットが、今年ついに日本で発売が開始されました。
私は1年以上前に購入したのでアメリカ版の英語表記ですが、最近発売された商品は日本語表記に対応しています。
ついに日本上陸を果たしたインスタントポット。
アメリカ製品を1年以上愛用し続けた私だから分かる5つのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
インスタントポットのメリット

まずは、インスタントポットの5つのメリットについて紹介します。
【5つのメリット】
- 多機能なのがすごい
- スイッチひとつで放置できる
- 安全
- 光熱費が安くなった
- 焦げ付かない
メリット1 多機能なのがすごい
インスタントポットは1台で7つの調理方法が可能です。
調理方法の違う料理が本当にこれ一台で作れちゃいます。
【調理例】
- 炒める:野菜炒め
- 煮込む:ビーフシチュー
- 蒸す:温野菜
- 圧力:豚の角煮
- 炊飯:ご飯、おかゆ
- スロークック:ヨーグルト
また、メインの機能以外にも便利な機能がたくさんあります。
【便利な機能】
- 保温・再加熱
- 圧力のレベルや火加減の調整
- タイマー機能
色々できるインスタントポット。むしろできないことを探す方が難しいくらいです。
メリット2 スイッチひとつで放置できる
こんなに多機能なのに、本当にスイッチひとつで料理ができちゃうんです!
一度設定をすれば前回の設定を覚えていてくれるので、本当にスタートボタンのひとつを押すだけで大丈夫です。
鍋を火にかけたまま忘れちゃって焦がしたことはありませんか?
インスタントポットならスイッチを押した後は完全放置でOKです。
自動的に圧が抜けるので、あとは蓋を開けてお皿によそうだけ。
すぐに食べない場合でも自動的に電源を切れるように設定もできるので、スイッチを押した後はインスタントポットのことは忘れちゃっても問題ありません。
メリット3 安全
インスタントポットは電気で動くので、火を使う調理器具と比べて安全です。
火を使わないので、小さいお子さんに料理のお手伝いをしてもらうこともできますよ。
また、ふつうの圧力鍋はシューシューと激しく音がなったり、圧を抜くときに蒸気が飛び散ったりして危ないときがありますが、インスタントポットはこれらの心配がありません。
また、釜の底も深くなっているので油が飛び跳ねる、という心配もほとんどありません。
メリット4 光熱費が安くなった
ガスを使わないので、当然ガス代が安くなりました。
電気代の内訳がわからないので詳細はわかりませんが、電気代も急に高くなった感覚はありません。
圧力を使用して調理時間も短縮されているので、電気を使っている時間も短いんだと思います。
メリット5 焦げ付かない

写真は1年間以上使用したインスタントポットのお釜です。
1年間、2日に1回程度の頻度で使っていますが、写真の通り焦げ付きはまったくありません。
とってもきれいなのでほぼ新品同様です。
ちなみにお釜もふたも毎回食洗機で洗っているので、特別なことはなにもしていません。
他メーカーの電気圧力鍋は内釜がコーティングのものもあるようですが、それに比べてインスタントポットはステンレスなので焦げ付きにくいそうです。
強いて言うなら内蓋のパッキンの色が少し変わってきてしまったかな、という程度です。(写真参照)


欲を言えばパッキンだけ代えられたらいいな、とは思いますが、使用には全く問題は感じていません。
インスタントポットのデメリット

次に、インスタントポットの5つのデメリットについて紹介します。
【5つのデメリット】
- 初期コストが高い
- 微妙な火加減が難しい
- 柔らかいお肉に慣れすぎる
- ご飯がこびりつきやすい
- 日本語対応ではなかった
デメリット1 初期コストが高い
普通のフライパンや鍋よりやっぱりお値段は高いです。
ただそれ以上の価値はありますし、いくつも調理家電を買うぐらいだったらこれ一台で済ませられるので安いと感じる人もいるかもしれません。
デメリット2 微妙な火加減が難しい
一定の温度で調理するには得意なのですが、ガス火より多少のタイムラグがあるため微妙な火加減が難しいと感じました。
そのため、微妙な温度設定を変更しながら作る料理には向きません。
ただし、料理初心者さんにとっては、レシピ本に書かれている通りの数値を入力すれば良いので簡単に火加減を設定できます。
デメリット3 柔らかいお肉に慣れすぎる
インスタントポットは簡単に圧力調理ができるので、安いお肉でも驚くくらいに柔らかくなります。
なんでもかんでも圧力調理をして柔らかいお肉を食べ続けた結果、普通に焼いた牛肉が固いと感じるようになりました笑
デメリット4 ご飯がこびりつきやすい
インスタントポットでも炊飯器のようにご飯を炊くことができますが、保温機能を使うとお釜にご飯がこびりつきやすいです。
すぐにお茶碗によそってしまえばこびりつくことはないので、インスタントポットでご飯を炊くときは保温機能は使わないようにしています。
実際にインスタントポットを使ってご飯を炊いてみた様子をこちらの記事で紹介しています。

デメリット5 日本語対応ではなかった
我が家はアメリカ製のインスタントポットを購入したため、操作ボタンの表記が全て英語でした。
慣れてしまえばボタンの位置を覚えるので問題ないのですが、やっぱり最初は戸惑いました。
今では日本語表記のインスタントポットが楽天とYahooで販売されているので、そちらを購入すれば操作ボタンも説明書も日本語です。
残念ながらアマゾンでは、まだ英語表記のインスタントポットしか取り扱いがないようです。
また、こちらの楽天とYahooのショップでは日本語の説明書とレシピ本も付いているので、届いたその日からすぐに使えます。
インスタントポットのメリット・デメリットまとめ
アメリカで人気の電気圧力鍋インスタントポットについてメリットとデメリットを紹介しました。
便利な家電を取り入れて、料理上手になりましょう!
実際にインスタントポットを使って圧力調理をした場合、分厚い牛肉がどのくらいの柔らかさになるのか確認したい方は、カレーを作ってみましたのでご覧ください。

また、赤ちゃんのいるパパやママには、インスタントポットは離乳食作りにも大活躍です。実際の離乳食作りの様子を確認したい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

日本で発売開始したモデルは、2016年にアメリカのアマゾンプライムデーで爆発的に売れた「インスタントポットデュオ」というシリーズです。
他のシリーズ(コストコモデル)との比較をこちらの記事で詳しく解説しています。


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