日本からデトロイトへのフライトを終えてアメリカへ入国する際、予想していなかった恐ろしい出来事が待ち受けていました。
アメリカの入国審査で引っかかってしまい、別室へ連れていかれました…!!
それはそれは恐怖です。
- 赤ちゃんを抱えながら約14時間のフライトを死に物狂いで終えたばかり
- 時差もあり、睡眠時間不十分で体力消耗
- 別室で1-2時間拘束
- 英語での高圧的な尋問
自分は大丈夫と思っていても、入国の際いきなり別室へ連れていかれる可能性は、全員多かれ少なかれあります。
いざというときのために、別室の雰囲気を知っておきましょう。
Contents
アメリカの入国審査とは?
アメリカの入国審査は、別名イミグレーション(通称イミグレ)と呼ばれています。
たいていの人がの海外旅行で「サイトスィーン(観光;Sightseeing)」と一言言うあの場所です!
主に防犯目的で設置されていますが、トランプ大統領が就任して以降、入国審査が一層厳しくなっているそうです。
アメリカの入国審査で私が別室に連れて行かれた理由
私と生後2ヶ月半の息子は観光ビザ(B2)でアメリカへの入国を試みていました。
その理由などは以下のページをご覧ください。
https://hinodesunrise.com/visa_choice
一般的に、観光ビザ(B2ビザ)では最長でも6ヶ月間の滞在しか認められていません。
しかしながら、その期間の決定は現場にいる入国審査官の決定に委ねられています。
そこで夫がダメもとで
と申し出たら速攻で別室送りになりました。
最長6ヶ月までしか滞在できないB2ビザで1年滞在したいと申し出たから
アメリカの入国審査の別室ってどんなところ?
恐怖の別室
デトロイト空港では 5人ほどの入国審査官が机の向こう側に並んでおり、彼らから名前を呼ばれるまで椅子に座って待機します。
名前を呼ばれたらその人のところへ行って、立ちながら話をします。
雰囲気は銀行に近いですが、空気は銀行の100倍重いです。
補足資料も提示しながら話した方が相手に伝わりやすいので、準備した資料はスーツケースに入れないようにしましょう。

携帯を触ったり写真を撮ることは一切禁止されているので、画像はありません。
別室で聞かれた質問事項
英語が話せない私に代わって、夫が対応してくれました。
以下、実際の会話です。
妻の英語が流暢ではないので代わりに話をさせてください。
育休が終わったら日本で仕事が待っているので、妻は必ず日本に帰ります。
夫は、自分が書いた手紙と私の育休証明書を読むように頼みます。
そして審査官は、提出した資料について詳しく尋ねていました。
前のめりになって資料を説明する夫。
生後2ヶ月のふにゃふにゃの息子を抱えながら、私はただただ震えていました…(無力)
アメリカにいつまでいたんだ?
ん?奥にいる他の審査官と何やら相談し始めたぞ。。
(数分後)
おおよそこんな感じでした。
終始生きた心地がしませんでした。
別室に拘束された時間は?
待ち時間30分、会話30分で計1時間くらいだったと思います。
いつ誰が別室に来るか予想がつきませんので、順番待ちをしている人が多くなると待ち時間も長くなります。
アメリカ入国時に別室へと連行された結果
息子が1才の誕生日を迎えるまでの約10ヶ月弱アメリカの滞在が認められました!パチパチ!
マジで生きた心地がしなかったです。
観光ビザでも6ヶ月以上滞在する方法
交渉次第では観光ビザも6ヶ月以上の滞在が認められる場合もありますが、全くオススメしません。
しかし、今回の私は約10ヶ月の滞在を勝ち取りましたので、観光ビザでも6ヶ月以上の滞在が認められる可能性は少なからずあります。
- 補足資料は持ち歩く
審査官を納得させるための資料は必須です。
スーツケースを受け取る前にイミグレを通るので、必ず機内持ち込みの手荷物として持ち歩きましょう。
- 必ず日本に帰るという意志をアピールする
非移民ビザの場合は帰国の意志をしっかりと示しましょう。
- 嘘をつかない
疑わしきは罰せよの精神です。少しでも怪しいと審査官が感じたら拒否されます。


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