こんにちは。ひのでです。
今回はアメリカの観光ビザ(B2)を取得するために必要な書類について、ひのでの経験を基に紹介します。
今回はできるだけ長期間アメリカに滞在できるように用意した書類を紹介します。
Contents
アメリカの観光ビザの申請にはなぜ書類が必要なのか?
観光ビザのような非移民ビザでは、アメリカに住み着いてはいけません。
絶対に決められた期間内に自分の国へ帰る必要があります。
入国審査官は、まずアメリカに住み着くんじゃないか?という前提で私たちのことを審査します。
申請者は、それをひとつずつ否定していき、審査官を納得させる必要があります。
そのための武器として、証拠の書類を用意する必要があります。
大使館のホームページに記載されている観光ビザの取得に必要な補足書類は以下の2つだけです。
- 財政証明
- 招待状
アメリカの観光ビザ申請のために用意した書類
DS-160の確認ページ
必須度
ビザを申請するすべての人はこちらのDS-160をオンラインで入力しなければなりません。入力完了後の確認ページを印刷して持っていきましょう。
パスポート
必須度
滞在期間+6ヶ月の有効期限のあるパスポートが必要です。
例)滞在期間4ヶ月の場合は、10ヶ月以上の有効期限が残っていること。
また、過去10年間に発行された古いパスポートもあれば準備しましょう。
証明写真1枚
必須度
写真については、企画の制限が厳しく決められています。
また、赤ちゃんの場合も写真はもちろん必須です。
こちらに撮り方をまとめたので参考にしてください。
赤ちゃんのパスポート写真の撮り方(準備中)
面接予約確認ページ
必須度
面接を予約した時の確認ページを印刷して持っていきましょう。
銀行の残高
必須度
大使館のホームページに記載されている必要書類のひとつ目である「財政証明」です。
観光ビザではアメリカで働くことは禁止されていますので、長期間の間働かずに暮らしていけるのか(生活が困窮して働く恐れがないか?)を確認されています。
実際に必要な残高についてですが、300万円以上は必要だという意見を聞いたことがありますが、詳細は分かりません。
SBI銀行では英語の残高証明書をオンライン上で無料で作成できます。
その他の銀行でも大抵は英文での残高証明書の作成をしてくれるみたいですね。
ただし、別途手数料が必要だったり、即日対応は難しい場合もあるようですので、前もって準備しておいた方が安心です。
例えば、三菱UFJ銀行では発行手数料に756円が必要で、発行までに7日〜10日かかるようです。
夫からのレター
必須度
大使館のホームページに記載されている必要書類の2つ目である「招待状」です。
- なぜアメリカに来る必要があるのか?
- 配偶者ビザではなく観光ビザを選択したのか?
- 家族と一緒に暮らせることを心待ちにしていること
などについて、夫からひのでに宛てたお手紙を書いてもらいました。
手紙自体はパソコンで作成してもOKですが、最後に自筆のサインを入れるようにしましょう。
会社の育休証明書
必須度
ひのでは育児休暇中に渡米しました。
仕事に復帰する日が決まっているから、この日までには絶対に日本に帰るよ!という証明になりますね。
育休期間と仕事復帰日が記載されている用紙を作成して、ひのでが働いている会社の偉い人にサインをしてもらいました。
入国時に別室送りになったのですが、この証明書がとても役に立ちました。

賃貸の契約書(英訳済み)
必須度
ひので家族は賃貸に住んでいました。
家計のことを考えれば賃貸を解約して家族全員で渡米するべきですが、日本に必ず帰る証明になると考えたので部屋を借り続けることにしました。
日本に部屋を借り続けているから、絶対日本に帰国するよーという感じです。
住民票(英訳済み)
必須度
夫とひのでと息子は確かに家族ですよ、という証明のために住民票を英訳してもって行きました。
B2ビザの目的に「親族への訪問」とあるからです。
英語訳はひので自身が行い、Wordで作成しました。
労力の割には実際はあまり必要なかったかなと思います。
義父からのレター
必須度
夫は人生の大半を日本で過ごし、駐在員としての任期が終了すれば日本に帰るという趣旨のお手紙。
夫が英語で書き、サインだけ義父にしてもらいました。
その他
必須度
以下のものは、一応持って行きましたが全く出番がなかったものです。
- 住民票の原本(日本語)
- 免許証とマイナンバーのコピー(日本語)
大使館のホームページにあるように、英語以外の書類はすべて翻訳が必要です。
日本語の書類は必要ありませんでした。
まとめ
大切なことは、
用事が済んだら絶対日本に帰らないといけないんだ!
と証明できる書類を揃えて行くことです。
ビザの取得準備は煩雑ですが、これを乗り越えれば楽しいアメリカ生活が待っています!
頑張りましょう!

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