日本で無事に出産を終え、息子が生まれました。
息子も一緒にアメリカへ行くためには、たとえ0才であってもパスポートとビザ(またはESTA)が必要です。
出産後は何かと慌ただしくなるもの。
あらかじめ何をすべきなのか把握しておきたいですよね。
今回は、出産前から準備できる赤ちゃんのビザ申請に必要な10のことをまとめました。
Contents
赤ちゃんがアメリカのビザを取得するまでの期間
最短で取得すると3週間ほどで取得できるかと思います。
私の場合は、写真撮影に手間取ってしまったので5週間ほどかかりました。
赤ちゃん用のパスポートとビザ申請を最短で行うために、生まれる前にしておくべき3つのこと
1.親の分のビザを取得しておく
親の分のビザを先に申請しておくことで、後から申請する赤ちゃんの分の面接が免除になります。
出産前にビザを受け取れるよう、余裕を持って申請しておきましょう。
2.赤ちゃんの分の申請書類を準備しておく
赤ちゃんの分の書類も必要になります。
ビザ申請用紙である「DS-160」は、オンラインで作成途中であっても一時保存できます。
写真と誕生日以外は記入できますので、生まれる前に作って保存しておきましょう!
3.赤ちゃんの名前を決めておく
通常、出生後7日以内に市役所へ名前を届ければ良いのですが、ビザ申請に際しては赤ちゃんの名前が決まっていた方が申請書類を書く際に楽になります。
必須ではありませんが、時間短縮のためにはあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
赤ちゃん用のパスポートとビザ申請を最短で行うために、出生後するべき7つのこと
1.出生届を出す
赤ちゃんが生まれて一番にすべきことは出生届を市役所に出すことです。
パスポートの申請には戸籍謄本が必須。
赤ちゃんの名前が記載された戸籍謄本を取得できるのは、出生届を提出してから一週間ほどかかります。
2. パスポート&ビザ用の写真を撮影する
新生児の赤ちゃんといえども写真は必須です。
また、写真の条件も大人と同じですので一番大変でした。
赤ちゃんの写真撮影(準備中)
3. 戸籍謄本を受け取る
出生届から約1週間後に市役所に取りに行きましょう。
似たもので戸籍抄本でもありますが、こちらは個人(今回は赤ちゃん)のみしか記載されていません。
家族全員分のきさいがある戸籍謄本の方が良いでしょう。
パスポートの申請にはどちらでも問題はありませんが、ビザ面接や入国審査で必要になる場合があります。
4. パスポートを申請する
生後1ヶ月の赤ちゃんにももちろんパスポートは必要です。
- 有効期間
未成年者を含む赤ちゃん用のパスポート発給は5年有効のみです。
- 料金
12才未満の子どもは6000円で取得できます。
間違って大人料金(11000円)の収入印紙を購入しないようにしましょう。
- 注意点
赤ちゃんは文字がかけませんので、親権者が代理で記入することになります。
記入したら、最後に「法定代理人署名」の欄に署名をしましょう。
- 赤ちゃん用のパスポートは5年のみ
- 子供料金は6000円
- 法定代理人の欄に署名が必要
5. DS160を申請する
赤ちゃん用の場合もビザ申請用紙「DS-160」のオンライン申請が必要です。
観光ビザ(B2)の料金は17600円です。(9月末現在)
残念ながらビザの申請料金には子供料金はなく、大人も子供も同じ値段です。
(申請料金は為替の影響を受けますので、変更の可能性があります。)
6. 自宅に届いたゆうパックに書類を入れて領事館へ送る
DS160をオンライン上で申請すると数日後にゆうパックが自宅に送られてきます。
その中に赤ちゃんのパスポートとDS160、補足資料を入れて領事館へ送り返します。

領事館の住所はすでに記載されているので安心ですね!
赤ちゃんは面接なしでビザを申請できます
7. 約2週間後にビザ到着
お疲れ様でした。
無事にビザが発給されたら、記載に間違いがないか必ず確認しましょう。
赤ちゃんのパスポートとアメリカのビザ申請に必要な10ステップ
いかがだったでしょうか。
今回紹介した10ステップをまとめした。
1. 親の分のビザを取得しておく
2. 赤ちゃんの分の申請書類を準備しておく
3. 赤ちゃんの名前を決めておく
4. 出生届を出す
5. パスポート&ビザ用の写真を撮影する
6. 戸籍謄本を受け取る
7. パスポートを申請する
8. DS160を申請する
9. 自宅に届いたゆうパックに書類を入れて領事館へ送る
10. 約2週間後にビザ到着
13才以下の子供と80才以上の高齢者は、特段の事情がない限り郵送でビザを申請できます。
領事館での面接を受ける必要がない分、大人のビザ申請よりも簡単に取得できました。
出国予定日直前になって慌てる必要がないよう、余裕を持ってと準備をしておきましょう!
大人用のビザ取得には面接が必要です。
大阪領事館で面接を受けた体験談をこちらの記事でまとめましたので、実際に聞かれる質問事項が気になる方はご覧ください。


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